今日はめにまるさんツーリングの企画が上がってたけど

お仕事でどうも間に合いそうがありません。



なので一人でのんびりと大分方面を走るつもりで

いつもの道で日田方面へ


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めにまるさんツーリングは9時に日田のコンビニ集合だったけど

小石原を下ってる時点で8:30。


絶対間に合わないと思って

のんびり走ってる時に限って前の車が

どんどん譲ってくれたりするので間に合っちゃったよ(笑)

(3分前くらい)


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熊本からきんさんも来てていつになく大所帯?



NEWマシーンのCRF250ラリーで来てたので

もちっこさんにマタガリ~タしてもらうと・・・

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もやは日本のメーカーは女性が乗れるバイクを作る気ねぇなと

思わせる絶望的な高さでした(笑)



で、出発の時間になるのですが

わたしはもう大分方面を走る気満々でプラン表まで書いて来てるので

途中まで一緒に走って別方向へ行く旨を伝えて

分岐まで着いて行くことにします。

(2名ほどこちらに便乗らしい)

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前を走るちゃつとめにまるさんが

トップケース同士で夫婦っぽく見えるのに

ウケながらファームロードを快走。


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前原の先から先導のめにまるさんに手を振って別れて

産山を目指すんだけどミラーを見ると

便乗宣言をしていたもちっこさんとこうさんの他に

もう1台いるじゃないか!



誰だ?



先頭からだとよく見えないので

インカムでもちっこさんに「誰?きんさん?」と

聞くと「せっちゃんじゃない?」という返事(笑)



アララ・・・


黙っていなくなるのはダメだよ~。



「わたしはし~らないっと」


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瀬の本高原から

産山方面へ分岐して今日は朝まで仕事してて

脳内GPSが働かないのでもちっこさんにタッチ。


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はい、今年も良い時期に来れました。

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産山の「扇田」


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下の田んぼまで綺麗に水が入っていて

田植え前という理想の時に来れました。


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定番の丘に上がって

この美しい風景を堪能。

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今年もこの景色が見れたことに感謝。



では一人でジドリする予定だった場所で

4人で集合。

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すっかり有名スポットになったので

チラホラと観光の車も来始めたので先へ行きます。



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k131で竹田市の久住町へ入ったところで

田んぼアート。


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春はハートの畔に菜の花が咲いていますが

今は水田の中のハートになっています。


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耕運機の操作がめんどくさいと思うけど

通る人に喜んでもらえるように作ったんだって。



う~ん!やっぱりわたしは九州Love



R442で竹田市街地に入り

R502からほっそい道へ

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ナビには行きたい方面までの道の表示がないため

スマホにチェンジしていつ農家の庭にゴールインするかわからない

細い道を走ります。


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するとちゃんと看板もあったので一安心。


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駐車場じゃないけど先がダートなので

安全の為ここから歩きます。



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蝙蝠の滝が見えるところまでたったの

100mなので楽勝。



ペチャクチャしゃべってるともう到着だよ。

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「蝙蝠の滝」



滝つぼの形が蝙蝠が羽を広げてる形に似てるかららしいけど

1枚岩に無数の溝を形成する水の力に驚かされます。


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ナビが道を間違えたのはこの滝の上に

道なき道で行ける最短の場所で案内を終了したのだと思うけど

滝はこっち側に向いてるので展望所から見るのが一番いいみたいです。



ただ展望所と名がついてるけど

意外と遠いのよ。

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あ~、ここにめにまるさんがいたら

ドローン飛ばしてもらうのに。

(今日は阿蘇のミルクロード付近で飛ばすんだって)

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雄大な滝を眺めたら

ほっそい道でUターンして先へ行きます。


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国道じゃないけど

竹田から緒方方面って里山の風景がめっちゃ良いんだよね。


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そんなのどかな道からすこし難易度の高い

林道をウロウロして探すと本日一発目の隧道に到着。


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「山ノ口隧道」


道路用の隧道としては珍しい

石積みの隧道で中に入ると途中で内部構造が変わっています。

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めっちゃかっこいい!



1924年にできた古い隧道で

LEDライトが設置されてるので廃道ではありませが

ぜったい車なんて通らないという雰囲気満点でした。


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113mを歩いて反対へ抜けるとこっちは普通。



でも出口付近に溜まってる

水溜りがまたいい演出をしてくれるのよ。

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水深は1cmくらいしかないので

ブーツの中に入る心配もないしなにより

リフレクション効果が素晴らしい。

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秘境の鍾乳洞探検してるような気分になれます。


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集合を撮って次の隧道へ行く準備。

(まだ行くのよ~)

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Uターンしたいけど

落ち葉が端っこにあって隧道の中の方が広いので

そこでUターン。


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エンジン音がド迫力で聞こえるよ。


で、次の隧道も近い場所にあるのだけど

ここもこの道入るの?と躊躇するような道にありました。

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「鹿山隧道」


これも1935年と大先輩の隧道ですが

こちらの隧道は中が素掘りの時の形のまんまです。

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照明のせいなのか色のグラデーションが美しい。



長さは53mと短いけど

反対側は玖珠でみた隧道と似たような苔の模様が

綺麗な隧道だよ。

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坑口上部に穴が開いてるけど

その穴にはミツバチの巣箱が置かれています。



中央部だけコンクリートの吹き付け処理がされてないところで

また集合。

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形がガタガタなので鉱山の坑道の中みたいな雰囲気だね。


鹿山隧道からは

ちょっと下ってk7を数キロ走って道の駅原尻へ

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ソロツーリングの予定で

食べる場所なんか考えてなかったので

ここでランチにしま~す。

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道の駅に入ってるレストラン白滝で4人で3種類。

(わたしはとり天)


ごちそーさまー。



食べ終わって水分を買って

程近くにある磨崖仏に行く予定でしたが

つい最近こうさんたちが行って道を知ってるらしいので

ここだけこうさんに先導してもらいました。

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原尻の滝の上の道から

大きな鳥居をくぐります。


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走る事5分くらいで

緒方宮迫石仏に着くのですが

この石仏は西と東があってこうさんたちは前に来たときは

西を見たということなので今日は一緒に宮迫東石仏へ行きましょう。


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駐車場から歩くのは東の方が近いみたい。


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ちょっとだけ森へ入ったところで

緒方宮迫東石仏がありました。


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大分方面に多く残る磨崖仏ですが

この石仏はちゃんと色が残っています。



左から持国天・大日如来・不動明王と並んでいて

時代は平安時代後期ということです。



昭和9年に国指定史跡にもなってるみたいだよ。

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大日如来の後光の模様がくっきりなのがすごいね。


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しっかり拝んで駐車場へ。



西は行かないのか?と思うかもしれませんが

ほぼ一緒なの(笑)




今日のツーリングはまだ先に目的地があるので

そっちへ向かいま~す。

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三重町からR326で延岡方面へしばらく走って

北川ダムの上流部にある田代橋へ寄ってみました。


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ダムの水位が上がると水没する

幻の石橋ですがここ数年数位が上がらず

ずっと見えてて幻でもなんでもない橋だよ。


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こうしてみると今でも使ってる橋に見えちゃね。



佐伯市の観光HPからの写真だと

水がある時はこんな感じ ↓

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これも水位がやや下がった時の状態で

満水状態はこんな風になります ↓

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何年もこの状態が長かったので

幻の橋なんて言われてたのだけど

ここ数年ずっと見えてるので

隠れた時の方が貴重になりつつあります。



現在はずっと陸上にあるので草ボウボウだよ。

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何度か来てるので

橋まで行かないけどせっちゃんが行ってくれたので

橋の大きさはこれくらい ↓

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自動車が無い時代の石橋にしてはかなり立派でしょう?



橋まで行ったせっちゃんともちっこさんが集合写真を

撮り始めたのでこちらはこうさんと集合(笑)

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だって暑いんだもん。



バイクまで戻って唄げんか大橋通過。


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北川ダムにかかる斜張橋で

その先にダムの堰堤があります。



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減水してるので堰堤が形がよくわかります。



寄った事がないので

寄ってみたけどびっくりするくらい高かったぞ。

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高さは82mあるらしく

お尻がムズムズして下をのぞきこめない。


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アーチ式コンクリートダムで堰堤はオーバーハングしてて

ウイングが無い小さな黒部ダムっぽい形だよ。


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下の川が綺麗だけど

距離感がおかしくなりそう。


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5門あるテンダーゲートから

貯水池側を見ると工事の為水位を下げてるようで

急峻な地形がよくわかります。



満水だと総貯水量は4100万m3ということです。


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1962に完成した大分県最初のダムで集合を撮って

集めてないけど高さに震えたので記念にダムカードGET。


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うんちくのように書いてたデータは

全部このカードから引用(笑)



ダムからR326に戻って

長いトンネルを抜けると宮崎県に突入。

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わたしの住んでるところから宮崎県と聞くと

めっちゃ遠くまできた気分になります。



その宮崎県にわたしの行きたかった

ロボット兵さん。

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いつか行こうとずっと前から行きたいスポットに入れてたけど

どんどんわたしを置いてみんな行っちゃってメジャースポットに

なってしまったので出遅れてるけど

目的地に設定しちゃったよ。


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ほら、早くいかないから

樹の上にいた木霊の数が減ってるよ。


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誰かけっぱってないよね?

(盗ってないよね?)



大好きな九州でそんなことはしないでね。



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それか年を取って心が穢れたので

見えなくなっただけか?


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近くの樹の枝にはまっくろくろすけはまだ

わたしが来るのを待ってくれていました。


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小さいトトロも肉眼で見えるので

わたしの心はまだ綺麗だな。


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主役のロボット兵は

ほんとよくできてるなぁ。



小学校の跡地らしいけど

今は休憩できるテーブルまで設置されています。

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下を流れる北川を見ながら

お弁当を食べると美味しいかも。



では一人で来てたら出来なかった

キツネリスのテトの肩乗せ。

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めっちゃ可愛い。



この撮り方絶対流行る予感がします。


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左からニギハヤコハクヌシ・パズー・釜爺・千尋


んじゃ目的地に着いたし

そろそろ帰りましょう。


来た道を戻るのは辛いので

すこし先まで行ってしまうけど東九州道経由で戻ることします。


国道を延岡方面に走ってると

途中に良い雰囲気の沈下橋を見つけました。

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周りの山の雰囲気も併せて四国の沈下橋に似てるよ。


深崎橋というらしく

それぞれバラバラに走ってR10に出たところで

道の駅北川はゆまで休憩。


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ここから高速へ入るので

まずは1日1ソフト。


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白いけど日向夏ソフトでさっぱりしてておいしい。



食べ終わったら

ジャケットのファスナーを閉めて高速へ

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佐伯まで無料区間でそこから先は片側1車線と2車線が交互に出る

田舎の高速って道がずっと続きます。



別府湾が見えるところまで来ると

予想外に雨粒がポツりと落ちてきたけど

すぐに晴れて夕焼けになりました。

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定番の別府湾SAに入って

ソフトを食べたばかりですが地獄プリンも食べちゃう。


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底にたまったカラメルまで飲み干して

とりあえずこのSAで解散の挨拶をしました。



高速を途中で降りて一般道で帰るか最後まで乗るか

走りながら気分次第ってことで走り始めて

結局最後まで高速で帰還して今日のツーリングはおしまい。



めにまるさんのドローン撮影に後ろ髪引かれたけど

行こうと思った時に行かないといけない距離だったので

決行できてよかったかな。



なかなかみんなを誘って大勢では行きにくい

マイナーな隧道も無事に行けてよかった。


それではまたのご乗車を心より

お待ち申し上げます。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆