ずっと前からせっちゃんに「まだバイク買い替えないの?」

「ご近所メンバーで買い替えてないのせっちゃんだけだよ」と

みんなで煽り立ててるとR1から晴れて

NEWマシーンに乗り換えることになりました。


今日はそのお披露目ツーリングの日でしたが

ツーリングの企画はお披露目する人が考えるってことで

せっちゃんが企画を上げるのを待ってたのだけど

朝の10時に平尾台へってだけ言われて

アレレ? ツーリングじゃないの?って事に・・・(汗)


企画を挙げてくれるのを完全にあてにしていたため

なにも考えてないためマイナリストに企画を挙げれないまま

とりあえず一緒にブラブラしてくれるご近所さんとツーリング。


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朝から走りたい人は香春のRに集まろうってことにして

集まったのはこうさんともちっこさんを含めた

3人3台。


実はとのじんが数分遅刻して向かってたらしいけど

連絡もないので定刻になったので出発。

(後で会うからご安心を)


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平成筑豊鉄道のニューカラーを踏切で見送って

いつもの小石原越えへ


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日田からファームロードに入ります。


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天気のいい週末ということもあって

朝からバイクもノロノロ走る車も多くて走りにくい。

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ファームロードからk12にそれて

松原ダムへ降りてきました。


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特に行き先は決めてないのですが

杖立温泉のこいのぼりが見たかったので

混む時間になる前に来てみたよ。


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どうでしょう?



見事なほどの・・・無風


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完全「めざし」状態でございます(笑)


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しかしこの状態も藤棚の藤の花を

見るみたいな感じでこいのぼりの数が強調されて

嫌いじゃないぞ。


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杖立温泉の春の風物詩なんだけど

今年はカツオも泳いでる。


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始まりは使わなくなったこいのぼりを譲り受けて

川の上に泳がせるようにした元祖的な場所ですが

数がそろわなくなった年は広告の入った

こいのぼりも混ざるようになったけど今年は良い鯉がそろってるようだ。


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のんびりこいのぼりを眺めながら名物の

プリンも飲みます。

(カレーとプリンは飲み物)


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すこ~し風が吹き始めて鯉が泳ぎだしたところで

わたしの今年のテーマである「隧道が好きだ」の場所へ移動。

(隧道は初心者レベル限定な)



行き先は決めてなかったけど

常に行きたい場所を脳内でリサーチしてるので

時間的にちょうどいい場所をチョイス。

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廃線跡だよ~。


とっても上品な女性が私たちの前を散歩されてましたが

トンネルの手前でクルっと向きを替えて引き返してきました。



やっぱり暗いトンネルは散歩ルートじゃないのね(笑)


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でも私たちはそのトンネルが目的地なので引き返しません。




たぶん廃線になってからしばらくは

入れなかったトンネルですが

今は歩けるように整備されていました。

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ほら、電気も点くのよ。



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スイッチはセルフですけど(笑)


なので消し忘れに注意しましょうね。



鉄道の廃線跡なので

中にはちゃんと汽車が来たら逃げれるように

退避スペースもございます。

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トンネルの中の石は角が無くて丸い石なので

歩けるように整備されたときに入れられた石なのかな?


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とにかく雰囲気ありまくりの素敵なトンネルでした。



反対側へ抜けると

道はまだ続いてるけどすこし荒れてる。

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古い橋もいっぱい残ってる廃線なので

全部歩けるようになるといいなぁ。

(できれば原付バイクならOKってことになると嬉しい)


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蒸気機関車の煙の煤で

真っ黒になった天井を見上げながら一個目のトンネル

観光おしまい!

(何個行く気だ?)


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古い映画の音楽が頭の中で流れそうな

道を戻ります。


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バイクまで戻ってこれから

せっちゃんがNEWマシーンで玖珠の

金太郎へ行くことになってるので

それに合流するためR387で玖珠方面へ


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ちょうどお昼のランチタイムに金太郎に着くと

NEWマシーンのせっちゃんと遅刻したついでに

一緒に来てたとのじんと無事に会えたけど

バイクを見る前にお店が混むといけないので先にランチ。

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5人で4種類


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わたしは定番のトロトロオムライスで女子力を上げて

食べ終わったらkiyomakoさんと一緒にせっちゃんマシーンへ



長く乗ってたR1はまだガレージあるらしいけど

これが新しいせつら号だ ↓

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Z1000・・・


の奥のバイクな(笑)

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もう内緒にしてても来る前から

マフラーの画像の漏洩などもあって

みんなほぼ確定の予想をしてたので「これかぁ~!」とか

誰も言わずに「やっぱりね」て感じ(笑)



YAMAHA好きなのでやっぱりYAMAHA

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やっぱりだったけどかっこいいMT-10。

(MTー10SP)



前に乗ってたR-1の新型R-1の

ノンカウルバージョンなんだけど

ネイキッドスタイルってことでポジションがとても楽になったらしい。


でもデカいので足ツンツン。



ためしにもちっこさんが跨ると・・・


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ツンツンどころじゃなくブ~ラブラ


たぶんこれが信号待ちでお尻をずらして止まれる

リアルな感じだと思います。


リアブレーキ踏めてないので絶望の足つきだ(笑)




こうして無事にkiyomakoさんにもお披露目できたところで

せっちゃんがこの後どこに行くか決めるべきですが

たまたまこの近所にわたしが行きたい隧道があるので

みんなをご案内。

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kiyomakoさんに見送られながら

金太郎から走ること2分。



最近綺麗になったという東側の入口。

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山の法面が崩れかけてたので

四角いコンクリートの入口が延長されたみたい。



しかしわたしが見たいのは西側。


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「元畑隧道」



ここだけ見ると普通に見る

隧道なんだけど西側の坑口がかっこいいのよ。

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グニョグニョしてるの~。



しかも入口の形も大きさも

入口と出口でぜんぜん違うという。

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JIS規格のもちっこさんに立ってもらったけど

けっこう大きいでしょ?

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坑口の手前の切通し部分の壁に付着した

苔がグラデーションになってて

なんて素敵なんでしょう。



藪の奥に潜む探検気分満点な隧道も好きだけど

こんな生活道路の味のある隧道は大好き。

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この隧道を見てると通りかかった車の方から

すぐ先に珍しい神社があるというしkiyomakoさんも

勧めてたので行ってみることにします。



隧道から1分で到着。

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バイクを停めて参拝しますが

小さな神社で鳥居には「二柱神社」と書かれてます。

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しかしここは吾清霊社と言って

冤罪で処刑された2名の豊後森藩藩士の祟りを鎮めるため

建立されたという神社なのでした。


なので二柱って書かれてるのかな?



今は先祖を祀る神社ってことで

全国ではとても珍しい神社らしいよ。

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ちょっと怖い始まりの神社だけど

たれ耳の狛犬がかわいい。



拝殿は細い道の中にある神社としては

かなり立派。

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みんな社殿でたむろしてるのは

わたしのトイレ待ちだったから(笑)


ちなみに神社ですが鎮魂社なので

線香を立てます。



ではせっちゃんに行き先を聞いても

案が出ないので帰る方向で良いよってことで

まだ午後になったばかりですが帰る方向へ。

(ここで企画者になってあげるほどわたしは人間が出来てない)

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玖珠から耶馬渓側へ抜けると

新緑が綺麗すぎて泣きそう。


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森全部にドレッシングをかけて

葉っぱを食いたい。


そして帰り道の駄賃というか

後でここがメインになってしまうとは知らずに寄った

青の洞門のネモフィラ。

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空色の綺麗なネモネモ満開だよ~~!


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今年は密度も濃くてちょうど満開の時に

来れたのでとっても綺麗です。


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ネモフィラ畑の背景には

耶馬渓の景勝地である競秀峰


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無骨な岩山と

空の色と同じ可愛い花のミスマッチが良い。


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週末で満開ということもあって

けっこう人がいっぱいいます。


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バイクを入れたいけど

駐車場側からは人が多くて遠慮の塊のような私は入れない。


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ってことで人が多い駐車場側からじゃない

反対側から中へ。


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先月茜ちゃんで同じ場所で撮った時は

まだ蓮華くらいしか咲いてなかった場所が今は真っ青。


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きれいな花をお腹いっぱい見たら

見えていた競秀峰の下へ


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だれが登ろうと言ったわけでもないけど

帰る時間じゃないのでなんとなしに上り始める面々・・・


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面白そうな鎖場は閉鎖されていたけど

いけるところまで行きます。


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これぞマイナリスト。



ちゃんと調べて登らなかったので知らなかったけど

クソみたいにハードじゃったわ(笑)


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下から妙見宮まで350mって書いていたので

目的地を妙見宮にしたのだけど

心臓がバクバクなっても看板の表示があと250mとかで

ぜんぜん距離が縮まらねぇよ(汗)



でも頑張って登ると

「これぞ耶馬渓」って感じる場所に出ました。


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いつも見てる青の洞門の岩山の中に

こんな大きな場所があるなんて知らなかったよ。

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住めそうなほどの洞窟のようなスペースがあって

その中に社殿が建てられています。


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これは登ってみなければ一生知ることはなかった

パワースポットですよ。

(※ここでのパワースポットの意味は極限まで体力を消耗するって意味な)


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で、ここまで来ようと頑張って来たのだけど

ここから少し先に展望所があるようです。



心臓バクバクも収まったので行ってみるけど

道は崖じゃった。

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樹で見えないけどほぼ下まで垂直に切り立ってるよ。



その道から看板はないけどきっとこの岩山が

展望所だって場所がありました。



登ってみるけど怖すぎて

普通に歩けない。

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この恐怖感は写真じゃ無理だ。


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とりあえず恐怖で腰から下の力がまったく入らない中

頑張って景色を撮ってみたよ。


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ヒァアーーーー!


はるか下に山国川が見える。



真下を見るとクラクラするので

見れません。



ためしにせっちゃんに上がってもらうと・・・


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泣きそうでした(笑)



では競秀峰の「天」を制したら

下って「地」の中へ行きますよ。

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青の洞門はバイクで通り抜けるけど

ちゃんと歩いて見学するの何年ぶりだろう?


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なぜかここでも隧道巡りになってしまったよ。


その昔、岩山が街道だったころに

旅人が何人も落ちる事故が絶えないため

見かねた和尚様が川沿いの岩を掘って

トンネルを作ったという史跡でもあります。

(有料だったらしい)


史跡で観光地なので

普通に見れるように整備されていますが

こんな風に壊れてるところもたくさんあります ↓

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岩山に上る体力を使ってさえなければ

岩を持ち上げて取り除いてあげたのに。



道に戻っていつも通ってる場所。

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こうして歩いてみると

バイクで通り過ぎるだけじゃもったいない景色だよね。

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岩をくりぬいた車道もかっこいい。


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その車道の一段下に

和尚が掘った素掘りの隧道。


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この部分が一番綺麗に残されています。


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光を取り込むため窓の穴もあけられていて

この隧道の開通で街道を行きかう人が

どれだけ便利になったかって思うと感慨深いな。



そんな歴史に思いをはせてる横で

仲良しさんがさらに仲を深めようとしてるよ。

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名コンビじゃな。



ではいっぱい体力使ったので

帰りに甘い物ということで

お店の心当たりのある私が先導。


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京築アグリラインを途中まで

走ってk1沿いにあるカフェへお邪魔。

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「Coffee House Azu」



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オーダーストップの直前で残りのケーキが4人分だったけど

気持ちよく受け入れてくれました。


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ほぼおっさんのテーブルとは思えない可愛いケーキが

並びます。


とのじんがケーキを食べずシナモンサンドを

食べたので奪い合いになることなく平和なスイーツタイムを

過ごさせていただきました。



カフェを出ると夕日がバイクを照らします。

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ここで流れ解散になると思うので

解散の挨拶をして帰路へ。


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裏道ばかりをつないで帰ってると

せっちゃんは予定通りの場所で離脱したけど

とのじんがはぐれてしまったよ(笑)



いいの、いいの

解散した後は自由に帰路につけばいいのだから。



香春のRの前でとのじんを見つけたけど

停まるタイミングを逃してしまったので先へ進んで

綺麗なマジックアワー迎えました。

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今日も1日わたしたちを照らしてくれた太陽が

沈んでオレンジと深い青の世界へ。



朝と同じ3人で刻々と変わる空の色を楽んで

ラスト集合!


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わたしはバイパスの途中の分岐で離脱したけど

こうさんたちはその先でとのじんに追いついたらしく

バラバラで遊び始めても結局一緒になるという面白い1日が終わりました。



せっちゃんのNEWマシーンはいつ

立ちごけするか今からみんな楽しみしてるので

見逃さないよにしないといけないな。



ではまたのツーリングでお会いしましょう。



◆◇◆ Mnorist Hibiki ◆◇◆