花粉なのか風邪気味なのか

どうも調子が悪くてお休みの日だけど家でゴロゴロ。



しかし熱があるわけでもないし

このまま家に閉じこもったまま1日が終わる方が

ストレスで具合が一気に悪くなるかもしんないので

バイクでお出かけすることにします。


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無理せず小さい方でな。



とりあえず平日だけど御近所さんに

走るよ~とアピールして出発するけど

このお方だけは予想通りに捕獲できました。


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いつでも走りたがり屋のもちっこ。


他の御近所さんは流石に平日なのでスルーされてるよ。



ただちゃつはもしかしたら~って思ってたけど

どうもこの日に限って仕事明けらしい。



行き先は飯塚方面に行こうと思ってたけど

そちらに向かう前に珍しくこの北九州に寄港すると言う

「QUEEN Mary2世」を見に行こうかと思います。


コンテナターミナルしかない

オシャレ感ゼロな場所に来るらしいので

どんな感じか向かってみると想像以上に渋滞しててビックリ。


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普段トラックしか走らない殺伐とした道だけど

みんなこんな情報よくチェックしてるねぇ。

(わたしはたまたま聞いてたのよ)




車列は寄港歓迎会場へとつながってるけど

それには着いて行かず脇道に入って

めっちゃかっこいいアングルを見つけました。

(警備員にそこで写真撮るだけって言って入れてもらったのよ)

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キャーーー!



茜ちゃんまでセレブが乗る乗り物に

みえちゃうじゃないか。


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この道は下船する乗客を迎えにいくバスが通るため

数分間しか入れませんでしたがこの風景だけ見ると

とても我町とは思えない景色に変わってる。

(いつもはそこにコンテナ船が停泊してるだけ)


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荒れ放題の埋め立て地に似つかわしくない

豪華な船。



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ググって見ると高いお部屋で旅すると

余裕で家が建つお値段で海が見えないシングルのお部屋でも

高級車が買えます。



世界を廻ってこの航海での日本の寄港はここ北九州しかないらしく

せめて門司港だったらいいのにって思ったけど

なんかゴメン(汗)


全員が下船するわけじゃないらしいので

こんな荒地しか見えない場所で申し訳ない気がしてならない(笑)



では、会場の方へ移動しましょう。

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通りへ出ると車の渋滞はさらに拍車がかかってるけど

バイクは別ルートでスイスイ~と中まで入れました。


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近付くとやっぱりでけ~な。



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軽く説明するとこのクイーン・メリー2は有名な

イギリス船籍のクイーン・エリザベス2の後を継ぐ船で

総トン数148528トン・全長345mで建造された2003年の時点では

史上最大の客船でした。


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客室は1310部屋あって

海が見える部屋は1017室もあるらしい。


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外観からは客室しか見えないけど

中にはカジノなど娯楽施設がいっぱい。


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コンテナの積み下ろし用のキリンと

豪華客船のミスマッチ。



ズラ~~と並んでる白いテントは

フードコートや特産品を売ってるお店。



人ごみからすこし離れて

非現実的な巨大な物体を眺める。

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こちらを見下ろしてるセレブに

毒を吐いてるのかいつかは自分もと野望を燃やしてるのか?


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メイン会場でセレブ達に通じるのかどうかわかんないけど

門司港名物バナナのたたき売りが始まったところで

コンテナターミナルを後にしました。



帰りも渋滞してたけど

チビッ子バイクの特権を使って若松北海岸道路へ抜けます。

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しばらく長閑なキャベツ畑の横を通りますが

その途中から入ったところに気になる奴がいるので

寄り道させてもらいま~す。


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フフフ



やっぱり河童じゃった。


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しかもサッカー少年(笑)



工務店の建材を置いてるような場所に置いてるのだけど

これで「1日1カッパ」

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はいはい、一緒に撮りたいんでしょ?と

もちっこさんから撮ってもらってランチ場所へ


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夏井ヶ浜にあるトト市場がもう満車に近かったため

その先の漁港にある海の駅へ


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ここでもすこし待ちがあったけど

無事に海鮮丼にありつけました。


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セレブな船を見た後なので

セレブに天ぷら付きで(笑)


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最後はちょっと無理して食べるくらい

満腹になりました。



では、方角はまったく逆に来てしまっていますが

行く予定だった飯塚方面へ向かいましょう。

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遠賀川の土手をひたすら上流側へ


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色々と行き方があるのだけど

全部土手を走るゲームをしながら走ります。


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この川沿いを走ってると必然的に飯塚の街の中へ

入れるのでナビもいらないし車もいないので楽なのよ。


でも行きたいと思ってる嘉穂劇場はめっちゃ路地の中なので

一度行った事があるけど不安。

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こんな飲み屋がいっぱいの路地だっけ?



先週行ったばかりのもちっこさんにインカムで案内して

もらいながら無事に到着。

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江戸情緒歌舞伎芝居小屋

「嘉穂劇場」



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近代日本を支えた筑豊炭田のもっとも華やいで時に建てられた

現存する現役の芝居小屋です。



演目が無い日は奈落など見学ができるので

その時に一度じっくり入った事があるのだけど

今日は2019年ネコたちの雛祭が開催されてるので

もちっこさんは先週来てたのは知ってたけど無理やり目的地にしてみました。

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400円×2名分を払って中に入ると

猫がいっぱい。


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常設してる幸せを運ぶフクロウもいますが

他は期間限定の展示がいっぱいで楽しめます。



ニャ~~!

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めっちゃ見て来る猫。

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持って帰りたくなる眠り猫 ↓

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まだたくさん猫がいますが

枚数が膨大になりそうなので割愛します(笑)


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2階の客席からみる升席と舞台。


手前の廊下は「花道」と呼ばれる主役の見せ所。



升席から見る舞台 ↓

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これぞ日本!

これぞ昭和!

「炭鉱(ヤマ)はなくても嘉穂劇場」




最後に猫展らしく猫に・・・


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できればいつものおっさん連中にも猫コスやらせたかったな。

(見たくないかもしれないけど)



劇場から出て

バイクを本町商店街の近くに停めて散策。

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この商店街の近くに探してる物件があるのだけど

聞き込みしながら探すもののけっこう難攻中。


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まぁ、ウロウロしてても

いろんな発見があって楽しいけどね。


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路地の奥にこんなでっかい猫神様もいたよ。


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これはバイクから降りて

歩いて見ないと発見できないな。



それとアーケードの中で黒ポスト発見!

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赤以外にたまに幸せの黄色いポストなんかがあるけど

漆黒のポストはかっこいいぞ。


しかもこれはとっても由緒あるポストなんです。

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読んでわたしも郷土史のお勉強。



黒ポストの付近で

再び聞き込みをすると探してた物件を

あっさりと発見!


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鉄のアートで町おこしのコンセプトで作られた

「大きな椅子」



同町の八木山峠の展望台に

東日本大震災の復興シンボルとして同じ鉄のアートの

幸せの鐘があるけどそれと同じアーチストが手掛けています。


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デッカイ椅子と言うより

芸術だね。




しかしこれ椅子と言うからには座れるのか?



と、もちっこさんと話してたら

背後から「開けましょうか」とこの建物のオーナーさんが登場。



そんな偶然ってある?


わたしたちって持ってる。




では、お言葉に甘えて・・・

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「大きな椅子に座るもちっこ」


サブタイトル:脚の長さが変



もうどういう仕組みか判ると思うけど

背もたれの下部分に出入りできるドアがあって

オーナーさんがお祭りの時しか置かない

ダミーの足を置いてくれました。


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このパンツだけの下半身に

くっついて立つだけ。


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脚の長さが合わな過ぎると言うと

オーナーさんが「背伸びしんしゃい」と言って

撮る間ずっとつま先たちするもちっこ(笑)


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おもいがけず楽しいイベントになったところで

深くお礼を言ってアーケードを戻ります。


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けっこう路地をウロウロしたので

もうバイクのところに戻れないと言うもちっこさんを

置いて逃げたら面白い?なんてことを妄想しつつバイクまで戻って

ほど近くにある場所に移動してスイーツタイムだよ。



スマホのナビをセットして

細い路地の奥へ入るとありました。

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「カカオ研究所」


名前の通りチョコレート専門のお店だよ。

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工場も売店もチョコレート色。




お店用に改造したトレーラーハウスの中に入ると

チョコレートの滝が・・・


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ウエルカム珈琲を頂きまながら

カカオの果実を使ったアイスバーのチョコレートフォンデュを

注文してみました。


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カカオ果実のアイスを

溶けたチョコにダイブ。


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これ食べてるとすぐに固まって

薄いチョコになって食べれるので一口目はトロ~リで

二口目はパリパリと食感も楽しめます。



もうこれだけで満足だったのだけど

2人で美味しい美味しいを連呼しながら食べてると

おまけにイチゴチョコもくれました。

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イチゴの下には大根とプチトマト


「チョコレートは野菜も合うから試してみてね」と

お店の方のおすすめの食べ方でした。



トマトは好き嫌いが出るかもしれないけど

大根が違和感が無かったのにはビックリ。

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オマケにこの工場で作ったチョコを使った

パンとチョコレートのお土産も頂きました。


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注文したのはアイスバーとホンデュ用のチョコだけなのに

2倍くらいの試食とお土産をもらっちゃった。


儲けてるのか心配になってくる(笑)



帰って食べてみたけど

カカオの果実の酸味が残る売ってるチョコレートじゃ

味わえないフレッシュなチョコレートでした。



では、寒くなる前に帰りますか。


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帰りのルートも街から離れるまで

車の居ない土手コース。



その途中にある筑豊本線の鉄橋。

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河川敷もすっかり緑になって

春だねぇ~。



土手の斜面には土筆も出てる。



すると待つことなく列車通過。


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はい!鉄分も補給したし

後はノンストップで道なりに解散。


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塩分も糖分も鉄分もたっぷりな1日はおしまい。


花粉で霞む空でしたが

やっぱり走ってた方が体調が良いって事に気づく1日でもありました。



急な号令だったのに

一緒に走ってくれたもちっこさんありがとう。



さぁ、バイクを綺麗にして

鼻うがいをしてすっきりしましょう。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆