銀ガメ号さんのタイヤ交換も済ませて

次は新しいタイヤでツーリングだ~っと言ってた矢先に

もうツーリングでございます。


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いつもの「香春のR」(かわらのアール)に7:30集合と号令をかけて

ブルブル震えながら向かうと5人の遊び人が集まりました。


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一見いつものメンバーに見えるかもしれないけど

今日はトノジンが欠席で入れ替わるようにTonkiさんが参加してくれたよ。

(以下:トンちゃん)



最後にいつ一緒に走ったか思出せないけど

久し振りに会うとバイクはそのまま変わらずFZ-1だけど

ヘルメットが新しくなってた。

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Arai RX-7X NAKASUGA21レプリカモデル


後ろからついて行くとずっと睨まれます(笑)

(前にも目玉付いてるし)




では定刻になったので楽しいツーリングスタート!

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アグリランを走って東九州道を上毛PAから乗って

臼杵ICまでノンストップ。



高速を降りて臼杵の市街地側へ少し走ると到着。

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もちっこリクエストスポットの臼杵駅は

街中で面倒だったので手前にある上臼杵駅に寄ってみました。



ノスタルジックな佇まいの駅舎の中に入ると

近くにある福良天満宮の赤猫の駅長さんが出迎えてくれたよ。

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可愛いしなにより縁起物なので

ペタペタ撫でまくっておきました。


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可愛い木造の駅舎からすぐ上が上臼杵駅のホーム。



そのホームにこの看板があるのです。

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[黒ハート]女子力いっぱい[黒ハート]



隣の臼杵駅にも「う[黒ハート]」と書かれた看板が立ってて

この駅にもカメラ女子が2名ほどいました。


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うちにもカメラ女子が1名ほどいますが

おっさんパワーがすごいので違和感がありまくり(笑)




駅を利用するお客さんもちらほら増え始めたので

外に出て本日最初の集合。

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今日はこんなメンバーで走っています。


ヤマハと2つ目玉率たけーな。





あと、若干1名ほど出遅れてこっちに向かってる方がいるようですが

計画通りに先へ進みます。




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R217で津久見方面へ走って

巨大なセメント鉱山をみながら四浦半島へ


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海沿いの道を道になり走って

今から半島に入るっぞってところで

網代島(あじろじま)があるので寄りま~す。




干潮時になると道が出て渡れる島なのですが

見事に・・・・



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絶賛水没中じゃった(笑)



いまさらですがトンちゃんがスマホでタイドグラフを確認してくれると

干潮は夕方の17時だってよ。




いま、10時くらいだし(汗)



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膝上までまくれば行けそうな気もするけど

この日はまだ2月の終わり(笑)



しかし渡れないけど島に鳥居もあって

ステキな風景じゃないですか。



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2億4千万年前の流れ星の欠片らしい宇宙塵が見つかった島で

見えている赤い地層はチャートと呼ばれる三畳紀の地層なんだって。



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そんな太古のロマンあふれる場所から

四浦半島の春らしい場所へ向かいます。



週末なので観光客の車や観光バスで

ツーリングコースとしては楽しめないけど

私たちもその観光客の一員として列に並んで到着。

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四浦半島の河津桜


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まだ植林から歳月が経ってないため

樹が小ぶりだけど苗木もいっぱい植えてる場所もあるため

これから楽しみな場所だよ。



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数か所に見どころが分かれてるけど

とりあえず半島の端っこの四浦半島展望台へ来てみました。


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すこし出遅れてたため

葉っぱも出てるけどギリギリ間に合ったって感じかな?


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桜と言えばソメイヨシノだけど

くっきりとしたピンク色がソメイヨシノよりも春を感じます。


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それに適当にシャッターを切っても映えるし(笑)



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数か所綺麗な場所を走りながら見て

半島を一周。


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途中で追いかけてる方から「待ってて」と言われたけど

道は単純だしもし追いけたところで合流すれば良いと

緩~い感じで先へ行くよ。


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半島の南側のk541に入り

三ツ石と言う岩場。


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まぁ、尖がった岩がゴロっとあるだけですが・・・


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ここはヘルメットを脱ぐこともなく

お昼も近いので佐伯の街を目指しましょう。


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で、佐伯の街の中に入るもののお店がいまいち見つかんない。


駅前から適当に走ってたら見つかるだろうと

思ってたのが甘かった。



地方の市街地は3分で抜けちゃうのだ(笑)




国道沿いのフラチャイズチェーン店ばかりの

ショッピングエリアは知ってるけど

大分らしいお店が良いのでそれを期待して

走ってると掩体壕のところまで来てしまったため先に掩体壕見学。



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(株)興人の敷地内にあるので

守衛さんのところで名簿に記入して中へ。


(トンちゃんはわたしが間違って工場の中に入ったと思って通りで停まっとったわ)


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守衛さんに道順を説明されるけど

何度か来た事があるので迷わずご案内。



敷地内には旧佐伯海軍航空隊の掩体壕が2基残されています。



太平洋戦争時の掩体壕は陸軍の掩体壕と海軍の掩体壕では

入り口の作り方が違ってて普通海軍は戦闘機の尾翼や主翼が当たらない

ギリギリのところまでコンクリートで覆われてるスタイルが多いのだけど

ここの掩体壕はかなりシンプルな形だよ。

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手前の掩体壕は文化財の表記があるけど

もう一つの掩体壕はやっぱり倉庫になってる。



その掩体壕のすぐ裏は海で

造船所が見えます。


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昔は軍港だったのでしょう。

(実際赤城などが入港しています)


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いまはでっかいタンカーが造船中


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大きなものを見るとワクワクするね。


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掩体壕見学をしながらランチ場所も確定したので

まずはバイクのランチを入れてあげます。



掩体壕のある(株)興人の正門の横がGSなので

そこで給油をしてると追いかけて来てたちゃつがやって来た。


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「間に合った~~~」って何に間に合ったのか?


とにかく合流できる確率を10%くらいにしか思って無かったけど

ちゃんとあきらめずにやって来た事で5%ほど見直してあげました(笑)



でも今からランチだったのでちょうど良いタイミングだったね。



わたしのナビはもう午後から行く場所を

案内させていたためこうさんにランチ場所まで

連れていってもらいます。

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「お食事処 由布」



今日のランチはココとするっ。


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メイン道路から外れてるため初めて来たけど

めっちゃ派手(笑)



メニューは地鶏大好きのジドラーなので

薩摩地鶏を使った「ゆふ定食」

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ジューシーなお肉をハサミで切りながら

食べた後は切り残したお肉をかぶりつく。


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これはリピ確定だな。


地鶏と言ってもめっちゃ柔らかくて食べやすいのだけど

噛むのが面倒な方は若鶏を使った「ソフト」も選べます。

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見た目のカロリーは3倍くらい高そう(笑)


こちらも美味しいらしいので

お越しの際はお好みで。

(店内のリピーターさんの半数以上は地鶏のゆふ定食でした)



では、お腹も満たしたし食後の運動タイムといきますかっ。


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R10に出てローソンに停まってるVTR250がきよりんだとも気づかず

通り過ぎたところから尺間神社へ向かう山道へ



「山道」と書いたけどめっちゃガチな「山道」じゃったわ。



カーブミラーが中途半端なところまでしか見えないため

対向車が怖い。


もう誰か先導を変わってくれ~っと泣きが入りそうになったところで

なんとか最後の第二駐車場に到着。

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さぁ、ここからはジャケットを脱いで

登山だよ~!




「エーーー!?」と

言われようがこれがマイナリスト。


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いまさら何を言うって感じ(笑)



竹林の階段を上って

すこし遊歩道のような道を進むと

メインイベントと言うべき400段の階段の出現でございます。



ドーーーン!


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ヒヤーーー!



こんな400段を一直線にあがる階段なんで

見たことない。

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やっぱり神様は高いところに祭られてるのね。



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絶対帰りは余裕が無いと思うので

400段チャレンジする前の元気なうちに集合。


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もう最初の20段くらいから愚痴が・・・


手すり替わりに物資運搬用のモノレールに

体重を預けながら200段。



残りの200段は無言で登る(笑)



そしてなんとか400段を上りきると

視界がパっと開けます。

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イヤ~ン!

めっちゃ良い眺めなんですけど~。


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これは400段登った者しか見れない風景。


見えてるのは佐伯湾や大入島かな?



で、頂上の尺間神社はもう少し上なので

残り少ないHPを使って上がります。

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案内地図を見るとこんな感じになっています ↓

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傾斜も登ってるとこんな角度かと思うくらい急なんだよ。



これって修行するところで

ツーリングで来るところじゃない?(笑)



体力に不安を抱えつつも

みんなとペチャクチャ笑ながら上がればなんとかなるもので

山頂の神社に無事に着くことができました。

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宮司さんや神官さんが居て

下山を考えて15:30に門が閉まるようになっていますが

15:00なのでセーフ。



中でとっても丁寧なお祓いと有難いお話を頂きました。



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お祓いをしていただいた後は門が閉まるため

軽く境内を一周。


本殿には眠り猫もいたよ。



それともう一つの上がり口の100段階段の方を覗くと・・・

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何?

その先どうなってんの?




覗きこむと梯子かっ!と突っ込みたくなるような

激階段があったよ。

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九州もまだまだ知らないところばかりだ。



帰りはお札をもらう場所で

たまたま祭事があったらしく記念にパンを頂きました。

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下りの階段は若干膝がガクガクするけど

心臓がバクバクするより楽でした。



自分の悪いところもお祓いで祓っていただいため

気持も軽い。

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自分の何をお祓いしてもらったかで

盛り上がりながら下山完了。


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山道も上がってくる車も閉山の時間を過ぎてるため

1台の車とスレ違っただけで

あまり神経をすり減らす事もなく国道へ。


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そのまま臼杵ICから帰る案もあったけど

ちゃつも登山だけじゃ可哀そうだし

せっちゃんも最後にもう一か所寄りたいと言うのでツーリング続行。

(これで帰りが暗くなってもわたしのせいではない)


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最後のご案内は

R10からR502を犬飼方面へ行ったところにある

「菅尾摩崖仏」


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臼杵周辺はこうした石仏が多い場所で

いくつか廻ったことはあるけどここは初めて来ました。


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あぁ、やっぱりここも歩くのね。




あぁ・・・・


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階段だよ(汗)



しかしこの石仏さんの階段は

階段を上りきるところから上を見ると

見守ってくれてるように仏さんと目が合うので感動しちゃいます。


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「菅尾石仏」



観光地になってる臼杵石仏の石仏より

朱色も残っていて状態はすごく良い。

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今日の後半はこれでもかってくらい

心を清めるツーリングになってしまいました。


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仏の座から下々の人たちを見ると

西日で影が長くなっています。


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じゃ、そろそろ帰りましょうかね。


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と言うことで最後の集合。



と言うことで最後の最後の集合。


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これだけしつこく集合を撮ればもう

大満足でしょう。



下山!

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バイクにまたがり

どこのインターから高速に乗ろうかな?


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ま、適当に東側に向く道を走ってたら

どこかのインターに行き当たるだろうって感じで

走ってると綺麗な道に出ました。


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かなり昔にCB1300時代に適当に走ってて

通った記憶がある道。


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なってことない道なのだけど

のどかで好きな風景なんだよ。



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暖かい西日を浴びながら大分方面へ


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大野川のほとりを走って・・・


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大分宮河内ICから東九州道へ



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別府湾SAでインナーを着こんで走りだすと

日没となりました。



道なり解散で今川PAのETCスマートで降りる予定でしたが途中で鹿が

轢かれてるのを見て安全の為暗い一般道は避けて

最後まで高速で帰還。

(最近めにまるさんが鹿とぶつかった映像を見せられてたのよ)



暗くなったけど綺麗に拭きあげて

今日のツーリングはおしまい。



桜も見れたし廃墟あり登山ありと

バリエーションたっぷりなツーリングを楽しむことができました。



久し振りの高速を使ったツーリングと400段の階段のダメージで

横になると数分で気絶・・・




では、次回のツーリングでまた会いましょう。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆