目覚ましセットしてたけど

お約束の二度寝しても~た。



だって寒いんだもん。 もん。 もん。




寒くなると大好きなツーリングでも

ぬくぬくの布団の中の方が勝っちゃ時ってあるよね~。



そんなわけで何時もの平日ツーリングですが

こうしてなんとか仕度を済ませてブラブラ開始。


g1.JPG

行き先はもちっこさんやせっちゃんが私を置いて行ってた

国東方面に行こうと思ってたけど

寝坊したので近場の耶馬渓でのんびり紅葉狩りと

ズラミッションをしてみようと思います。

(ズラミッション=桂の樹探し)



まずは何時ものようにアグリラインから耶馬渓へ

2-3.JPG


すると奇岩と紅葉が楽しめるエリアですが

こんな茶畑を見つけました。



良く見ると数輪だけですが

お茶の花が咲いてるよ。

3.JPG

椿の仲間なので花も椿とそっくり。



茶畑から

耶馬渓のメインルートのR212に戻って

k2を津民方面へ

g2.JPG


どんどん民家が無くなるところから

津民と檜原山(ひばるさん)へ上がる分岐があるので

そこからその檜原山へ


g4.JPG


はじめて通る道だけど

ちゃんと舗装されてるようです。



しばらくこんな森の中を走ってると

パっと明るくなりました。

4.JPG


峠の頂上付近の森林が伐採されてあまり月日が経ってない様で

明るくてとっても気持ちが良い。



茜ちゃんのエンジンを切ると

遠くで鹿の鳴き声が聞こえます。

g5.JPG


見晴の良い峠を越えると道は水平になり

落葉樹の森なので明るくてハイキング気分で走れました。


g6.JPG

道は正平寺で行き止まりになって

お寺の駐車場に茜ちゃんを停めようとしてると

その入り口にこれでもかってくらいわかりやすい看板を発見!

g7.JPG

なんてあっけない発見なんでしょう?(笑)



こんなに親切な案内があるなんて思って無かったよ。



お寺はあるものの誰もいないので

千本カツラの看板の柱と茜ちゃんをワイヤーロックでつなげて

カツラまで歩きま~す。

6.JPG


お寺の駐車場から700mらしいけど

山道だと考えるとそこそこの距離だぞ。


5.JPG


しかもお寺があるにはあったけど

人気も無いし熊は出ないけど猪や猿と出くわすと無用な戦いになるかもしれないので

ここでもスマホから大音量で音楽を流しながら歩きます。

(♪ 命に嫌われている/まふまふ etc ♪)


8.JPG


数曲聴き終えて

そろそろ見えるかな?と思ってると・・・


7.JPG


まだ半分も歩いてなかっぱ(笑)

(山道あるある)



しかし道は水平移動がメインなので

淋しいと言うことを除けば心臓がバクバクなる事も無いので

楽な部類に入るよ。



乃木坂46の曲が終わるころ

目の前にズラっぽいシルエットを発見。

9.jpg


早歩きで近寄ると

目的の檜原山の千本カツラでした。


10-2.jpg

ドーーン!



九州にもまだまだこんな巨木が隠れていたかって

思うほど立派過ぎるカツラでございます。

11-2.jpg


蘖の本数も多いし

その一本一本が太くて立派だ。


13.JPG

わたしと比べるとこんな大きさ。


説明版を見ると・・・

12.JPG


写真じゃ全容が入んないけど

高さは54mもあるらしい。



前回の奥出雲で見たでっかい竹崎のカツラでさえ45mだったので

さらに上を行く大カツラなのでした。

14.JPG

やっぱりと言うか当然と言うべきか

この千本カツラも沢の上に生えていて耳を当てると

水の音が聞こえます。

(そんな気がするだけ)



15.JPG


すでに紅葉も終わって冬枯れしていますが

生命力あふれる堂々たる姿に勇気をいっぱいもらいました。


16.JPG


んじゃ、もどろ。


17.JPG


帰りも大音量で音楽を流しながら正平寺に戻って

その正平寺の境内も見て回って見ます。


19-2.jpg


お寺ですが鳥居がある。



結構山の上なんだけど

まだ綺麗に紅葉してる木もありました。

20.JPG


赤く色づく木々を見ながら階段を上がっていくと

本堂が見えて来ます。


21.JPG


その手前にこんな大きな切り株が・・・


22.JPG


落雷か何かで樹が枯れたのか

残された幹の中はぽっかりと空洞になっています。


23.JPG


その中には小さなお地蔵様。


24.JPG


ちゃんと手を合わせて

本堂前に並ぶ羅漢様たちにもご挨拶。


25.JPG


なんとなく心が落ち着く空間だよ。


26.JPG

本堂でもしっかりお参りをしたら

別ルートで駐車場へ戻りますが

その道からお寺を見ると紅葉がめっちゃ綺麗でした。

27.JPG


人でごった返す国東の名所より

この紅葉を独り占めできるこっちの方が良かったかも。

(寝坊バンザイ)




銀杏の絨毯も堪能して

下山開始。

30-2.jpg


赤く縁取られたような林道を下りますが

よく考えるとお寺の方が

落ち葉をちゃんと脇に避けてくれてるのかもしれません。


g8.JPG


平日だったので誰もいなかったけど

休日だと紅葉も綺麗なので参拝客が来るのかもね。



メインルートのR212に戻って耶馬渓ダムへ

g9.JPG


今日はちびっ子バイクなので普通の人が通らないダムの

反対側を走って見ます。


31-2.jpg


こっちは落ち葉を誰も掃除してくれてなので

滑りそうな場所もあるけど景色は最高。


32-2.jpg


何度も走ってる耶馬渓ダムだけど

この角度でダムを見るのは初めて。



更に上流側へ

g10.JPG


そのマイナーなダム沿いの道から「地鶏」の看板を見つけたので

迷う事無く「地鶏」に従います。


大好物な地鶏を無視することなんてわたしにはできません。(笑)



するときっと平家の末裔しか住んでないと思えるほど山奥にある

ととろ乃湯と言う天然温泉施設に到着。

33.jpg


この温泉施設の中にある「ととろ庵」で

地鶏炭火焼定食を頂きます。


g11-3.jpeg

前を流れる渓流のせせらぎを聞きながら食べたいので

テラス席で地鶏を焼きま~す。



大好物な地鶏がメインなので野菜がちょっと硬いなんて

もう関係なく美味しく御馳走様。



お腹を満たしたら

帰りながら紅葉の綺麗なところをロケハンしながら走ります。


35-2.jpg


メタセコイヤも茶色だけど

綺麗に色付いていました。


34-2.jpg


樹が大きいので茜ちゃんが小さく見えちゃう。



とっても短い並木だけど

せっかくなのでジドリも忘れずに・・・

35-3.jpg



その後も脇道に入ったりと

プチ探検をしつつ再び耶馬渓ダムが見える場所へ



37-2.jpg


ダムを見下ろしながらこの道何処に抜けるんだろう?と

走ってるとすぐに下のR212に出ちゃった。



もうめぼしい脇道は無いので素直にR212を走ります。

g12.JPG


まだロケハンセンサーは作動させたまま走ってるので

また綺麗な場所を見つけてしまいました。


29-2.jpg


黄色の絨毯だよ~~!


38-2.jpg



写真じゃ入りきらないほど全部黄色いよ~。



しかも河童もいるよ~。


39.JPG


この河童を見るため何度か来た事がある神社ですが

黄色い絨毯になってる時に来たのは初めて。


41.JPG


すっごく綺麗だけど

イチョウ独特の香りもいっぱい(笑)


40.JPG


一通り河童たちに挨拶したら

大黒天様にもご挨拶。


49.JPG

竿持ってないので恵比寿様じゃなくて

大黒天様だよね?


45.JPG


もちろん神社の本殿にも参拝。


46-2.jpg


平日だったけど紅葉狩りの観光客が来るので

社務所は開いていました。



境内の背の低い鳥居 ↓

47.JPG


年々この通過の仕方が苦しくなってきました。


48.JPG

歳はとりたくないもんだ。


大株くぐりも関節がバキバキ鳴るし・・・

50.JPG


アイタタタ・・・(汗)



縁起の良い儀式を一通りやらせていただきました。


50-2.jpg


では寒くなるといけないので

陽が高いうちに帰路へ




帰りはR496で英彦山越えで帰ろうと思います。

g14.JPG


途中、猿飛千壷峡の紅葉が綺麗だったら

寄ろうと思ってるともう葉っぱが全部落ちて

すっかり冬支度してました。



檜原山の上はまだ紅葉してたのに山の下の紅葉が終わってたりと

見頃のタイミングって難しいね。

g15.JPG


クネクネ道を駆け上がって

野峠へ差し掛かるとさすがにこの標高だと冬の風景でした。


g16.JPG


空気も日陰に入るとキーンと張り詰めるような

冷気を感じます。


日陰の斜面から陽の当たる斜面へ出たところで

寄り道~。


g22.JPG


グーグル先生を見ると鷹巣原高原となってるけど

なんてことなく昔のスキー場跡ですよ。


51.JPG


茜ちゃんを行き止まりの森に停めて歩き出すと

地面が赤い絨毯っぽくなっていました。



赤い絨毯って言いたいところだけど

茶色の絨毯かな(笑)



その赤っぽい道を進むとススキの原が見えてきます。


g21-2.jpg


とりあえずススキの海の中に入ったみた・・・


52.JPG

↑ 響を探せ



奥へ行くとコテージなどが建っていますが

今の時期に利用する人もいなくてこの広いススキの原には

私しかいません。


53-2.jpg


わたしからは見えないけど

ここでも鹿の声がしたので

何頭もの鹿から見られてると思います(笑)



このススキの穂が開く時期でしかも夕陽の射す時間だから

寄って見ようと思った場所なので一番奥の東屋まで歩きます。


55-1.JPG


う~ん、帰り道の駄賃的な寄り道だったけど

ステキな風景。


54-2.jpg


綺麗な景色はわたしの心も綺麗にしてくれます。



奥まで来た事が無かったけど

こんな大きな岩が祀られてたよ ↓

g17.JPG


とりあえず触っとこ。



では、戻る。

g18.JPG


西日を浴びる帰り道の方が赤い絨毯に見えて

また得した気分に。



この樹はまた鮮やかな紅葉だな?と

よく見てみると・・・

g20.JPG

実でした。



いや、花なの?

実なの?

g19-2.jpg


こんな秋を満喫しながら下に停めてる

茜ちゃんのところまで戻って

最後はトイレ休憩ついでに花見ヶ岩公園の展望所へ


56.JPG


静かに暮れゆく山々が幻想的でございます。


57-3.jpg


さっきまで一組の観光客がいたけど

入れ代わったので一人静かに景色を眺めさせていただきました。


59.JPG


さぁ、本日の紅葉を探すロケハンスイッチはこれでOFF。


58-2.jpg


辛い寒さになる前に下山するぞ~!


g24.JPG


そのまま添田の方に下ると小石原の道と合流するので

行楽帰りの車が多いかもしんないため

油木ダム経由で下って香春町を抜けるところでサンセットタイム。


61-2.jpg


今日も1日わたしを照らしてくれてありがとう。


62-2.jpg


また暖かい日差しをお待ちしています。



うっすらと明るいうちに帰還して虫攻撃も受けてないので

軽く拭くだけでガレージに茜ちゃんを入れて

本日のツーリングはおしまい。



そろそろラストランがいつになるか気になる時期になりましたが

可能な限りまだ走りたいと思います。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆