しまなみ海道のレポをのんびり書いていたので

10月25日の出来事になっちゃいました。



そんな平日の晴れた日に久し振りに誰もさそう事なく

ツーリングしてま~す。


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朝晩が寒くなると時間通りに起きれる自信がなくなって

なかなかツーリングの約束ができないんだよね。



って事で久しぶりに一人で銀ガメ号で出かけたのですが

10月末の北部九州も山手は秋らしくなってるようなので

グル~っと紅葉狩りしながら走っちゃおうと思います。



なんとか目覚まし通りに起きれたので

まずはアグリラインを走って

毎年恒例の三光村のコスコスへ来てみました。

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ヒァーー!


前に通った時は2分咲きだったけど

もう満開になっています。

(注:10月末の事だからもう終わってるよ)


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ここのコスモスは咲くのが遅いけど

その分だけ背丈が低く揃っているうえに

密度が濃いので見応えがあります。


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花の背が低いので

花の妖精さんも花に埋もれなくていいです。


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満開なので日中は渋滞すると思うけど

まだ早朝なのでカメラを持った方がほかに2人ほどいただけ(笑)


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のんびり撮影してると

バイクが通ったのでツーリングの人?と思って見ると

警備の方がスクーターで出勤してるところだったよ。

(トノジンじゃありませんでした)


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そんな貸切状態なコスモスをご堪能。


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では、そろそろ先へ行きましょう。



三光村から耶馬溪へ

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深耶馬溪から玖珠を抜けて四季彩ロードへ


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紅葉し始めている木々を見ながら走ってると

あまがたに渓谷の楓が綺麗に色付いていました。



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これは今日の紅葉狩りは期待できるんじゃない?



実際、すぐ先で見えて来る

涌蓋山の山頂は真っ赤でした。

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九州の自然最高!




涌蓋山とススキの原野 ↓

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すこしサーキュラーPLの効果が強すぎちゃいましたが

とっても綺麗な景色でございます。


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筋湯へと至るおなじみの道ですが

この時期はキラキラしたススキに覆われてとっても素敵なんです。


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定番な場所ですが

この時期しか見れないフワフワな風景を楽しみましょう。


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せっかくなので銀ガメ号を停めて散策。


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車両は入れませんが

ずっと続く道が気になってしょうがない道へ。


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草のロールがあるけど

ススキって餌になるの?





そして金色の台地に立つ・・・


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神々しいわたし。



風に揺れる全面金運カラー

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そんな絶景の中をバイクで走れる喜び。


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カメラをセットしてバイクに戻って走ってまたカメラを回収なんて

面倒なことも苦になりませんわ。



では、ツーリングに戻りましょう。

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筋湯側には抜けず長者原に出て

やまなみハイウエイへ


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そして本日の午前中のメインである牧ノ戸峠の駐車場に

到着でございます。


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バイクは3台だけですが車の方はもう満車で

路駐する車であふれています。



そのほとんどは久住山の登山客ですが

その登山客にわたしも混ざっちゃおうと思います。

(久住山まで登んないよ)←てか登れない

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まずは紅葉のトンネル。


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まだ序盤と言うか100mくらいしか歩いてないので

めっちゃ元気。


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この紅葉のトンネルを抜けると青空が見えるのだけど

早くも息がやばい。



丘の上に東屋があって

ここまでは観光客も普通に来るところですが

ペース配分がでたらめだったためか息が上がってしまったわ。

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しかし少し登っただけでこの絶景!


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もうここをゴールにしても良い気がしてきた。



下を見ると・・・

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ほら、けっこう登ってきてるでしょ?




しか~し!

今日のゴールはちゃんと山の名前が付いた頂なのだ。


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行ってやるさ。



かつて九州の名山をほぼ制覇したわたしに

登れないはずはないのだ。

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前にもちっこさんがバイクのスタイルで登ってると

登山してる方から「それで登るの?」と質問されたらしいので

いちいち「最初の山までなんですよ」と説明するのがめんどくさいため

リュックは背負ってないけどウエストバッグやブーツなど

一応それっぽい格好で登ります。


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さらに上がると眼下に見える紅葉が赤い絨毯のように見えます。


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間に緑が残ってるのが良いんだろうな。



この久住山に至る登山道は

ちょっとキツイ場所があるものの

所々にビュースポットがあるのでなんとなく頑張れちゃうんだよね。

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熊笹の尾根の先には阿蘇五岳。



西に目を抜けると秋晴れのおかげで

雲海の上に雲仙普賢岳も見えたよ。


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いや~ん、登ってよかっぱ。



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その普賢岳を眺める岩ですが

まだこれが頂上じゃありませんのよ。


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はしごを使ったりとまだまだ先はあるとです。



でも見たかった景色が見え始めると

息は完全に切れてますがまた元気が戻って来ました。

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どうですか?



本当に久住山を目指すなら見えてる奥の山を越えて

さらに進まないといけませんが

紅葉を楽しむならここでも十分でしょ?

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景色を眺めて100mほど上ると

牧ノ戸登山口から登って

第一の峰である沓掛山の山頂です。


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ゴーーーーーール!




これが1503mの沓掛山から見る絶景だ。


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春はミヤマキリシマの群生でピンクに染まる山々は

今は真っ赤でございます。




九州Love過ぎて泣けてくる景色だよ。


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久住山に至るこの尾根の道も最高!


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沓掛山が目的地だったけど余裕があればこの尾根の先も行こうと

思ったけど余裕がないので見るだにしといてやる(笑)




しばらく山頂の岩に座って景色を眺めます。


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路駐があふれるほどたくさんの車の割に

ここまで行きかう登山客がそれほど多くなかったけど

早朝に出て今ごろ久住山山頂についてるか

すでに折り返してる方が大半なのかもね。



ではわたしもざそ早朝から上って下山してる組のような顔をして

牧ノ戸に戻ります。


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心臓のバクバクは無いけど膝がガクガクするので

秋を見付けながらゆっくりゆっくりと下りました。


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登ってくる方にはその時だけ精一杯の元気な挨拶を交わし

なんとか駐車場へ帰還。



足がプルプルするけどバイクに跨ってみると

ちゃんと車体を支えれて一安心。

(これ大事)



無理して尾根の道を進んでたらバイクに乗るの怖かったかも。




歳はとりたくないもんだ。



んじゃ、今日は登山じゃなくてツーリングなので

走るよ~。

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牧ノ戸峠から瀬の本高原側へ下ります。


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正午を過ぎたので

どこかでランチをと考えながら走ったけど

考えるのめんどくさくなったのでレストラン北山へ


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秋晴れので阿蘇も綺麗に見えています。



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こんな景色を眺めながら

今日はいつもの倍倶丼じゃなくてカレー

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久し振りにカレーを注文したため強制的に乗ってくる福神漬けは

別皿でって言うのを忘れてしまったけどおいしく完食。


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お腹を満たした後は大津方面へ下ってみました。



週末の夕方は恐ろしいほど渋滞してるのを見たことがあるけど

平日の日中はスイスイです。



大津市内に入る手前から益城方面へ

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ひろ~い農地が広がるエリアですが

一際空が広い場所へ


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通り道なのでまたまた寄ってしまった

熊本益城空港。



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空が広いってだけでめちゃ解放的な気分になるので

大好き。


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あまり本数はないけど

ちょうどソラシドさんが上がったよ。


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いってらっしゃ~~い!




ソラシドさんを見送ったらわたしも

出発。


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今日は北部九州を時計回りにグル~っと周って帰ろうと思うので

熊本市内方面へ向かいます。


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気持の良い田舎道からだんだん

街中へ


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このまま走ると熊本県庁の通りになって

交通量が増えるので

適当に遠巻きに市街地を抜けました。



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市街地を抜けて金峰山から山手の道に入ると

周りはみかん畑だらけに。


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広域農道とは違う道を走って見たけど

西に面した山肌が城壁のような

石が組まれている眺めが壮観でございます。


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ミカンも早生品種なのか判りませんが

もう食べても良いんじゃないかと思うような

美味しそうな色したミカンがいっぱい。


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道は走ってると林道へ入りそうな雰囲気になったので手前から

下る道を選択するといつもの広域農道(オレンジロード)へ合流。



すこし走るといつものスポットに到着だよ。

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すっかり有名になってしまった

「ナルシストの丘」(通称)


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まぁ、へんちくりんな名前が付いてるところですが

景色は最高に良いところなのよ。


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特に駐車場があるわけでもなく

道路脇に数台が停めれるスペースがあるだけですが

今日もバイクが数台停まっていました。



しかし私がよく訪れてるころとすこし来てるバイクのジャンルが変わっていて

ガチで攻めてる人たちっぽい方が・・・



なので早々に移動。



このオレンジロートはここじゃなくても

何処を走ってても景色が良いので

先にある展望所へ。


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ミカンの生育には欠かせない強烈な

西日を浴びる展望所。



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展望所の周りにも

おいしそうなミカンがいっぱい。


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走りながら直売所が開いてたら買って帰ろうと思ったけど

平日でもう夕方なので売ってなかったよ。



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夕方って事はそろそろ帰んなくちゃいけないけど

帰るのがもったいない天気です。


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でも秋は陽が短いからね。




帰りは高速で帰る予定なので

ここでインナージャケットを着てグローブもウインター用にチェンジ。


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天水の眺望を見ながら

ゆっくりと走り出す。


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すこし霞んでいたけど

有明海の向こうに雲仙普賢岳のシルエットがくっきりと見えました。



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そんな風景を見ながら

オレンジロードの後半を走ります。


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西に面していた斜面から

内陸へ入ると刈り取った後の藁を焼く秋らしい香りに包まれます。



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日陰に入ると先にインナーを着てて良かったと思うくらい

キーンとした空気を感じるよ。



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オレンジロードから九州新幹線の下をくぐって・・・


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菊池ICから九州道へ。




鳥栖IC付近で真っ暗になりましたが

夕ご飯の時間には帰って来れました。



これで九州の上半分をグル~っと時計回りに周る

ツーリングはおしまい。


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久し振りにプチ登山も楽しめたし

綺麗な景色いっぱい見せてくれた九州に感謝。




さぁ、次はどこに行こう?




◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆