この日が来るのが
待ち遠し過ぎて首が1.5倍に伸びちゃうんじゃないかと思ってた
日がやって参りました。
こうさんがモンキーを買って御近所さんの原付2種体制が
充実したら実行しようと約束していたツーリングです。

一度台風通過で延期になったけど
週末に晴れマークが並んだのでGOサインを出します。
今回はピンクナンバー限定って事と
事前打ち合わせを数か月前からやって予約などもあるので
マイナリストではなく御近所さん限定のツーリングとなりました。
行き先はサイクリストだけでは無く
原付バイクの聖地ともいえる「しまなみ海道」
ツーリングプランは一度KSR110を買ってすぐに行った時の
プランを元に組み立てたためその時と同じく
まずは前日の夜に小倉港に集合。
これで四国、松山に渡って
自走で今治からしまなみ海道をトコトコと遊ぶ作戦でございます。
すると嬉し過ぎてフェリーが21:55発なのに
昼から荷造りしてソワソワしっぱなしだったらしいもちっこさん達も
到着したので早速乗船手続をします。
部屋は事前に5名まとめて寝台を予約してたけど
連休じゃないので8人部屋を5人で貸切で使えそうだよ。
ではまずは出発前の集合!

いつものメンバーですよ。
ここで、あれ?とのじんって原付バイク持ってたっけ?と
気付いた方もいるかもしれないけど
ご安心を・・・
荷物が入るってことでみんなの途中で買ったジュースや
お土産を入れて運ぶことになる
スクーターをレンタルしております(笑)
今日の昼にYSPでスクーターを借りて来てたけど
そのバイクがけっこう古くてビックリ。
綺麗じゃないし遅いし燃費も悪く
ヤマハのイメージが悪くなっちゃった。
まぁ、それは置いといて
聖地しまなみ海道のツーリングが始まるよ~!

乗船案内が出たのでトラックの後から
船内へ。
持って降りる荷物はヘルメットくらいなので
早々に船内に入って部屋に入ると
船員が乗船名簿を持って入って来た。
いままでこんな事一度も無かったので何事?と思ったら
とのじんがクレジットカードを落としてたらしい。
まじか?
今回のツーリングも神を連れて来てるようだ。
とりあえずいきなりやらかしの儀式の後は
船はまだ動いてないのにカンパイの儀式もするよ。
遠征ツーリングはこれが楽しみなんだよね。
せっかくなので甲板に上がって
売店で買ったおつまみを食べながら至福の一杯を頂きます。
こうして飲み食いしてる間に
船は動きだし関門海峡へ

あ~、いつも一人旅でしかこの船に乗った事がないので
甲板に出て関門橋を眺めるのって初めてだ。

う~ん、旅情をかきたてられますわ。
こうして外を眺めてると潮風は以外と寒いので
部屋に戻ってぺちゃくちゃしゃべったらとっとと寝ます。
だって到着が朝の5時だもん。
<・m=チュンチュン
(実際はスズメも寝てる時間)
フェリーは定刻通りに松山港に到着。
「おはよう」
寝起きのままフェリーから出て
いつも寄るコンビニで朝ご飯を頂きます。
食べ終わると真っ暗だった空も明るくなりはじめ
これからがツーリングの本番だよ。
松山の街の中から脱出するのにすこし手こずったけど
無事に海沿いのR196へ
雲が多いけど晴れてくれるのかな?
放射冷却は無いけど
肌寒い中をしばらく走ると瓦工場がいっぱいの
「菊間瓦」
はじめて来た時もここにKSR110を置いて撮った場所ですが
ここにみんなと来れるなんてめっちゃ嬉しいよ。
嬉しいけとツーリングの方は相変わらず
わたしが先導(笑)
走っていくと少しづつ工場や民家が増えて
今治市内へ入って行きます。
プランでは糸山公園へ直行の予定でしたが
せっかくなので今治の造船所の前を通って見ました。

水門と可動橋がある閘門の場所ですが
前回と同じくでっかい船が建造中でした。

巨大は物って良いよね。
では同じく巨大な橋が見える糸山公園へ

ここはしなまみ海道を今治からスタートする時は
誰しも寄る定番中の定番スポットですが
これからあの橋を渡る夢のツーリングが始まるのだと言う
ワクワク感を増幅させてくれる場所でもあります。

「来島海峡大橋」
200円チ~ン!
あ、そうそう
しまなみ海道ってそれぞれの橋で小銭がいるので
事前に50円玉貯金をしてた方がいいって事で50円貯金をしておりました。
わたしは100円玉と50円玉を小さなチャック袋に分けて
ジャケットのポケットに入れて持ってた行く作戦です。

今から渡るこの橋用に
ジャケットの取り出しやすいポケットに200円入れて
しまなみ海道のシンボルともいえる
巨大な橋をバックにまた集合。

一台だけ通勤中のおじさんっぽいバイクがいますが
そんなバイクでも夢の道へ連れて行ってくれるのです。
入口はこのマークから。
車止めの間を縫って入るので
なんだかいけない事をしてるようでゾクゾクします。
「滾ってキターーーー!」
しかも道が自転車と原付バイク用の幅しかないので
遊園地のゴーカートコースみたいで楽しいんだよ。
しかし先導さんは
自転車道と原付バイクの道との分岐などを
見落とさないようにしないといけないのでけっこう気を使います。
でも車道は高速道路なので駐停車は禁止ですが
原付は橋のどこに停めて景色を眺めてもOKなのが最高。
急ぐツーリングじゃないので
寄り道しまくり。
長い来島海峡大橋を渡り切ると
最初の島の「大島」へ上陸します。
(今回はエレベーターで降りれる馬島はパス)
その島へ降りるアクセス用の道が
ダイナミックで震えるとですよ。

2回目ですがやっぱりここを眺めてしまいます。
今回は仲間もいるので撮ってもらうよ。

わたしバイクで走ると高いところ苦手ですが
しまなみ海道だけは平気なんだよね。
たぶんスピード遅いし欄干も高くて
自転車とかもいっぱい走ってるからかも。
アクセス道を走りながら
走って来た来島海峡大橋を眺めます。

かっこいい橋だよね。
この調子で大分県の岬と愛媛県の岬をつなげばいいのにって
思っちゃう。

無事にみんな大島に上陸して
まずは亀老山展望台へ上がりましょう。
ここも定番スポットですが
山頂までの道が急こう配なので訪れるサイクリストは少ないようで
駐車場は誰も居ませんでした。
凝ったつくりの展望の先端に行くと
眼下に来島海峡大橋が見えます。

ヒァッポーーー!
360度絶景でございます。
最近のツーリングでは寄れば必ず撮ってた集合写真は
あまり撮らなくなったけど今日は撮りまくり。
陽も上がって10秒ダッシュしてたら
ポカポカになってきました。

しばらく瀬戸内海の絶景を眺めてるけど
ぜっぜん飽きない。

立ち去るのは名残惜しい気がするけど
よく考えると明日もここを通るのでそろそろ先へ行きましょうか。
展望台入口の亀さんに挨拶して
亀老山を下ります。
今日はしまなみ海道がメインなので
基本降り立った島の外周は最短とは逆の遠回りになるルートで巡ります。
大島は次の橋まで時計周りで外周を巡りますが
次の島まで特に寄る場所がないため
名もなき港に入って記念撮影。

「仲間はずれにせんで俺のも入れてよ」ととのじんが言ってるけど
ちゃんと枠に入れてるから安心しなよ(笑)
では伯方・大島大橋を渡りま~す。

50円チ~ン!
渡ると伯方島です。
とのじんの通勤アクシスの燃料メーターが赤いラインに入ったらしいので
HONDAチームはまだ余裕だけど給油します。
↑ ガソリンスタンドから見える風景。
海を眺めながらみんなが給油をするのを待って
伯方島で行きたかった場所へ行って見ます。
島の北東部にあるエンジェルロードが出る島が
寄り道スポットだったんだけど
走りながら見えてる海を見て判ってたけど潮が引いてなくて道が出てないよ。
うっすらと潮目が変わってる場所に
潮が引くと道っぽいのが出そうだと思って
ピックアップしてた島なんだけど特に汐見表とか調べて無かったので
渡るのは無理っぽい。
島に渡る道は見えなかったけど
少し走ると大三島に渡る大三島橋が見えて来ました。
ちゃんと停まって橋を撮ります。

だってちゃんと橋を撮って記録しておかないと
後で写真整理する時にどの島の写真が判んなくなるんだよ。
(しまなみ海道 超あるある)
実際走ってても「今、何島にいるんだ」ってなんども頭の上に
???マークが点滅します。
では大三島橋 50円チ~ン
さすがに料金所に慣れたため
ジャケットのポケットには予め50円硬貨を一枚だけ入れて
料金場が見える手前から50円硬貨を取り出して
通り過ぎざまに一瞬だけ停まって投げ入れると言う技を習得しました。
でも私だけがこの技を習得しても
後続の方々がモタモタするので一緒だけどな(笑)
(バックミラーで慌てながらドタバタしてる様子を見てるのは楽しい)
それではしまなみ海道の島々の中で
一番大きな大三島を右回りで巡りま~す。
個人的にこのレモン畑に囲まれたこの島の道が
一番好き。
時間が許すのであれば何周もしたくなるもん。
そんな大三島の道で一番のお気に入りが
三ッ子島が真正面に見える絶景クネクネ道。

この風景を見ながら走りたいから
しなまなみ海道へ来たと言っても過言ではな~いって
気持になる爽快な道でございます。
当然ここでは撮影大会に・・・
みんなそれぞれ走り終わったら
全員で。

道をまっすぐじゃなく
クネクネに作ってくれてありがとうと心から言いたい。

そして道の両脇をレモンの畑にしてくれた
農家の方にも感謝。
人と自然が作った景色に感動しながら
島の外周の後半を走ります。
たぶん、この島の周辺の海が一番透明度も高くて
綺麗なんじゃないかな?
どの島で見た海より海が青く見えます。
島の外周路を少し走ると
建築ミュージアムと言う場所があります。
デザインされた建物が海岸沿いに建つ場所ですが
今日はプランに入ってないので道から見るだけ。
引き続きk51を快走。

しまなみ海道の中で一番長い時間
ツーリングらしく「道の上」を楽しむことが出来る
エリアです。
バイク乗りで良かったと
全員一緒の思いになってるはず。
で、島の外周の半分を過ぎたところにある
伊豫國一之宮「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」へ
パワースポットとしても有名で
わたしは再訪になるけどとっても好きなところでございます。
狛犬さんも笑って歓迎してくれてるよ。
にらめっこしてると
釣られてこんな笑顔になっちゃいます。
境内に入ると一番に目に入るのがこの大楠。
幹周りの大きさは楠の中ではさほどでもないけど
樹齢2600年とも言われる巨木の枝振りがグネグネしてかっこいい。

大楠に再会の挨拶をして本殿へ向かいますが
2010年に創建された神門はまだピカピカのままで
神々しいです。

総檜の立派な神門で
くぐるだけでご利益ありそう。
大山祇神社の創建は594年と千の桁忘れてる?と思うほど
古い神社で古くは武運、そして海の守護神として
伊藤博文や山本五十六も参拝に来たと言う有名な神社です。
その拝殿で私たちも旅の安全を願って参拝します。
その間にもちっこさんも無事に御朱印GET。
参拝は終わったけど
この神社の近くでランチを予定してるので
時間まで軽く境内を散策。
正倉院のような建物を見たり
最初の笑ってる狛犬を見たりした後はランチのお店に向かいます。
神社の目の前にある人気店の「大漁」の順番待ちの用紙に
名前を記入してから参拝をしてたのだけど
戻って来るとまだ24組ほど前にいたので
ほど近い場所にある「ファミリーレストラン よし川」さんへ
今日のランチはココとするっ。
口の中が海鮮丼のスイッチが入っていたので
迷わず海鮮丼。
お腹空いてたので飲むように頂きました。
海鮮丼ってペコペコで食べると飲み物になるんだね(笑)
血糖値の上昇など旅には持ち込まない事にしてるので
から揚げもシャアして美味しく平らげて夢のしまなみ海道ツーリングの後半へ
と、何時もなら1日の出来事は1回のレポで書くようにしてたのだけど
いつも以上にテンションが上がって写真をUPさせ過ぎたため
2回に分かれちゃいました。
では、チャンネルはそのままにしまなみ海道後半を
お楽しみください。
つづく
◆◇◆ Hibiki on Setouchi Shimanami-Kaido Expressway ◆◇◆
もちっこさんのレポ
せつらさんのレポ