さぁ、花運も悪いけど

阿蘇運も悪い響が今日も走りますよ~!


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で、今日は平日(金曜日)



わたしは普通の休みですが

今日はいつでも走れるもちっこさんの他にサボリーマンが2名ほど

一緒に遊んでくれるらしいので何時ものコンビニからスタート。


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御近所さん3台でもう一人のサボリーマンせっちゃんと

待ち合わせの道の駅へ。



4人揃ったところで朝の挨拶もそこそこに

阿蘇に向けて4台でGO!

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ルートは何時ものファームロード経由で

瀬の本高原へ。


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やまなみハイウェイから産山方面へ曲がって

草原の中の道を走ります。


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は~い、到着。


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毎年同じ場所へ行くのはあまりやんないのだけど

ちょうど良い寄り道なので今年も扇田へ来て見たよ。


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水も張ったばかりで綺麗だし。


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三本杉(ドレミ杉)の下の田んぼに水がないので

完璧ではないけど充分癒される風景だ。


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バイクを停めて丘の上にあがると

草原の草を揺らしながら吹き抜ける風と

モリアオガエルのコロコロと言う鳴き声が

とっても気持ちいいです。


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暦ではもう立夏を過ぎてるので初夏ですが

標高が高いのでこの周辺はまだ新緑って言ってもいい緑だ。



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寄り道しただけですが

ずっとこうしていたい気分。




登った丘の上もまた最高

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叫びたくなる風景だ。


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この爽やか過ぎる丘で爽やかな4人で集合を撮ったら

飛びます。


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まだツーリングの序盤なので体力に余裕があるので

下りても集合。


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扇田でいっぱい阿蘇ばせていただき

ごちそうさま。



んじゃ、本来の目的地である阿蘇方面へ向かいましょう。


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わたしの好きな産山の里山の方をぐるっと回って

産山牧場の先の大草原。


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野焼き後で真っ黒だった大地も

今年は桜か咲くのも早かったせいか緑が濃くなるのも

例年より早い気がします。



R57で阿蘇の外輪山を下ってると

カルデラの中の田んぼがパッチワークになっていました。

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春の霞も薄れて

阿蘇の涅槃像もよく見えるよ。




一の宮方面にすこし走って

脇道へ。


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すこしだけ曲がる橋を行きすぎたりしながら

今日のランチ場所に着いた。


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まだ時間が早いけど今日のランチはココとするっ!


「ヒバリカフェ」

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実はわたくし初ヒバリ。



阿蘇は美味しい物の誘惑が多くて

やっと来れたって感じ。

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店のテラス席からはこんな眺めが見れます。



湧水地帯なので

田んぼの水もめっちゃ綺麗。

(カブトエビはいませんでした)


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ヒバリドックとバジルドックをペロっと完食して

御馳走様。



工房の方でステッカーも頂いちゃいます。

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オーナーさんのガレージの中もバイクがいっぱいで

阿蘇ライフが羨ましくなるカフェだよ。




ランチの後はヒバリカフェからめっちゃ近いって理由だけで

護王さんの杉へ行きま~す。


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わたしが前に行ったのは3年ほど前だし

せっちゃんが2週間前に来てるので先導してもらい

巨木さんに再会。


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「護王さんの杉」



落雷で主幹が焼けて無くなってるけど

それでも成長を続け今の巨木の姿を保っています。

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舗装路が巨木の目の前まで来てるので

バイクと一緒に撮れる親切な巨木ですが狭いので

順番で自分のバイクの撮影会が

おっぱじまります。

(※ 木の枝とかが蓄積して舗装路は見えないほど荒れています)


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道が判り難い場所にあるので

訪れる人は少ないけど高森町にある高森殿の杉のように

いずれ柵とかが設置されるかもしれないね。


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今のうちに思う存分触っとこ。



護王さんの杉から再び私の先導に変わり

みんなで行く事はあまり無い阿蘇山に上がります。

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マイナースポット大好きな集まりなので

こんな観光地の中でも超が付くほどの観光地に行く事はあまり無いけど

今日は山頂に上がりたくてチャンレンジしたいと思います。



なんたって私は阿蘇運が無いので

何度も来てるけどなかなか上がれる事が無いんだもん。



地震だったり噴火だったりと上がれない日が続き

やっと上がれるようになったと思ったら火山性ガスの風向きが悪くて

封鎖されててたりとほんと阿蘇運がね~んだよ。



今年の野焼き前に来た時も前日まで解禁されてたのに

わたしが来た日だけダメでした。



なので今日は私の他の3人の運を頼りに山頂アタックしてみようと思います。


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と、まぁ、山頂が目的なんだけど

途中の風景も阿蘇らしくてステキ。



今日は食べてないけど美味しい黒毛和牛さんが

のんびりと草を食んでいます。

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自分で自分の背中を舐めれるってすげーな。



さらに進むとすっかり緑一色になった

阿蘇山のニキビ。


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何度も見てる風景なのに

停まっては写真を撮るのでなかなか先に進まネ~よ。


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普段は観光客が多くてスルーする草千里も

予想外にミヤマキリシマが咲いてたのでまた寄り道。


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花運の無いわたしですが

今日は花運の良いもちっこさんがいたおかげで

運よく一番満開の時に来れたっぽいよ。


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山の上を見ても咲いてる様子が無かったけど

比較的、標高の低いここは満開でラッキー。


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草千里を過ぎると草原だった風景が一変して

火山らしい不毛の大地が見え始めます。


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白い噴煙と言うか湯気が上がってるのが

阿蘇山の中で唯一活動中の火口を持つ中岳。


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湯気(噴煙)の上がってる方向を確認すると

今日はもしかすると山頂まで上がれるかもしれない。



写真の方向から右方向に遊歩道があるので有毒ガスを含む湯気が

右方向に流れるとすぐに立入規制が入っちゃうのよ。




と、言うことでやっと・・・


やっと阿蘇山頂まで上がれます。

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私が来たときはいつもゲートが閉まってる

料金所で200円(全員分なので800円)払って登山道を上がって

活火山を見学しま~す。


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う~ん、久しぶりに来れたけど

ダイナミックな眺めじゃ~。



地震も噴火も収まってからの再訪だけど

噴火の時のダメージが今も残っていました。


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ロープウェイの山頂駅が噴石のためか

ボコボコになっとる。



遊歩道も新たにルートが作られていて

まずは一番の目玉である阿蘇の火口を覗きます。


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地震後無くなっていた湯溜まりも復活してるよ。



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草木が一本も無い生物の住めない

場所にいま立ってると言う事にちょっと鳥肌が立ちます。



あの中に魚とか居ないだろうなぁ~ ↓

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もしいたらSF映画的な生物だろうな。



阿蘇運が無いのでまたいつ来れるかわかんないので

いっぱいこの景色を目に焼き付けます。

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阿蘇らしいと言えばこの

避難壕で集合も・・・・


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生きてる九州を満喫。



再びバイクに戻って山頂を下りますが

料金所までの間の道はまるで外国の風景に見えるよ。

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平日の特権で道に車がぜんぜん走って無い。



山頂からは南阿蘇方面へ。

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道路脇に咲くミヤマキリシマを愛でながら

烏帽子岳の裾を駆け下ります。



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南阿蘇の白水村が眼下に見え始めたところで

名物のヘアピンカーブ。


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こうさんに走ってもらいました。




下のR325に突き当たった所にあるコンビニで休憩して

高森町を抜けて竹田方面へ行きます。


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阿蘇の風景って壮大な分

食べ物で例えると大味なので1日いると飽きるので

後半は農村を抜ける竹田方面へ行くのが私の好きなルートなんです。



竹田市に入ったところで給油をして

竹田市街地の近くにある竹田ダム(魚住ダム)へ

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小さなダムですが

その堰堤の下が私の目的地。



ダムの堰堤の下は渓谷になってるのだけど

その岩がカッコイイとです。


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見事な柱状節理の渓谷となってるのですが

マイナリスト用語で言うと石柱節理と言います。



わたしが過去のレポで柱状節理の事を

石柱節理と書き間違いをしていたためですが

字を読んでどんな岩か判るのは絶対石柱節理だと思うんだよね。


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とりあえず川の横にバイクを停めて

もっと見やすい場所まで草をかき分けて入って見ます。


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うん、この藪の中に入るような場所がいかにも

マイナリストって感じでワクワクするじゃないか。



するとダムの堰堤が見えるところまで行けたのだけど

ここの岩もカッコイイ!



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滝が岩の中に入ってまた下から出て来てるぞ。

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下の滝つぼは旅館の露天風呂風になってる。



溶岩が冷えて固まる時に無数の亀裂が入って出来た岩なので

亀裂のいたるところから水が出て滝状になっています。


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ダムが出来る前はまだ上流部もこんな岩がいっぱいあったのかも。


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う~ん、我ながら良いマイナースポットの

チョイスだった気がするわぁ。



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美しい自然の造形を見た後は

同じ竹田の市街地付近にある扇森稲荷神社へ



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この神社が竹田に来たもう一つの目的地であります。



角度が半端ない階段を上がると

参道の分岐点があって

さらに激坂になる階段と並んだ鳥居の道に分かれます。


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正規の参道は鳥居のルートなので迷わずこっちへ。

(だってここをくぐりたいから来たんだもん)

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伏見稲荷にくらべると本数は少ないけど

ここにマイナリストの4人しか居ないと考えると

一人に対しての鳥居の割合はめっちゃ勝ってる気がします。

(そこ勝負するところじゃないから)


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階段で息が切れたけど

めっちゃ雰囲気がいいので花の妖怪・・・いや

妖精様もめっちゃ笑顔。



並んだ鳥居をくぐって最後の階段を上がると本殿が見えてきます。



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稲荷神社らしい鮮やかな朱塗りの本殿だよ。



別名「こうとう様」とも呼ばれ

九州三大稲荷のひとつなんだって。


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施されてる彫刻も独特で

周りは当然だけどお狐様だらけ。


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小さい狐や大きい狐が

ウジャウジャ。


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好きだわ~。

かなり私好みな雰囲気でここはまた来る場所になりそうだ。




屋根の方に目を移すと・・・


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いかにも水神様らしき龍の瓦が。


角にある鬼瓦もめっちゃ高そうでした。



本殿からさらに山の上までも鳥居が続いていて

良い運動にもなる神社だったよ。



下りもまた鳥居・・・

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マイナリストNo,1ナルシストのせっちゃんの

ジドリを観察(笑)



わたしは上がる時は通らなかった

激坂の階段で角度を伝えるためにジドリ

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手すり無かったら死ねます(笑)


手すりに掴まって滑り下りるなんて遊びも角度が急で

ブレーキかけるときに手を火傷するかもしれないのでやんない方が良いよ。

(誰もしね~よ)


因みに体力に自信が無い方は

連続した鳥居は見れませんが本殿横まで車で行けます。



下に停めてるバイクまで戻って

さぁ、帰るよ~!

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少し竹田市街地側へ戻ってR422で一気に久住方面へ

駆け上がります。


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景色が草原地帯に変わったところで

いつもの「久住高原菓房」でHOT生キャラメルソフトクリームを頂きます。

(※:旧カントリーカフェ いずみや)


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濃厚なソフトクリームに熱い生キャラメルを見てる前で

掛けてくれるため食べ始めはソフトクリームと同じくらいの

軟らかさで食べ進むと底に沈んだキャラメルが良い感じの硬さになってて

違う食感を2度楽しめるわたしの大好きなソフトクリームなんです。




午後のスイーツタイムから瀬の本高原に向けて

バイクを走らせると阿蘇の外輪山の大草原が西日を浴びてとっても綺麗でした。


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う~ん、たまらん!



 [ハートたち(複数ハート)] I Like Kyushu [黒ハート]

 [ハートたち(複数ハート)] I Love Kyushu [黒ハート]


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最近の私のツーリングは

出先で夕景を見る事が多くなりましたが

帰りが真っ暗でも得る感動の方が大きいので病みつきになりそう。



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黒川温泉の前を通過して行きと同じファームロードで帰りますが

亀石峠の先にある展望所の橋でストップ。



あまりここに寄る人はいないけど

わたしはこの眺めが好きなんだよね~。

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山と牧場しか見えないけど

山林の風景と阿蘇方面の草原の風景の変わり目の様な

感じがとっても九州らしくで好きなんです。



見てる橋の高さが高すぎてお尻がムズムズするけど

下を見てると馬が夕方の散歩中でした。


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なんか日本じゃないみたいな感覚になります。



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「馬やっ!」

「ほんと馬やん」

と、まるで初めて馬を見るようなリアクションを取る方たち。

(橋が高いのでへっぴり腰ですケロ)



ファームロードから日田の市街地に入ったところで

夕ご飯を食べて帰るって事になったのでインカムで相談しながら

国道沿いで適当に見つけた「ごはん処 喜楽や」で夕ご飯を食べます。

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九州(特に大分県)ではお馴染みのファミレスの

ジョイフル系列のお店で肉三倍フェア中だったので

みんな肉でお腹一杯に・・・



日田と言えば名物の焼きそばがあるのですが

毎回焼きそばばかりだったのでガッツリ食べたい時はまた

ここにしよう。



肉3倍のすき焼きで〆のおじやを食べながら帰り道の先導じゃんけん

[手(グー)] [手(チョキ)] [手(パー)] 


はい、せっちゃんヨロシク。

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大石峠は真っ暗でキョワイので

夜明駅から小石原を越えるルートで帰ります。



メインの道なのでそれなりに車が多かったけど

せっちゃんの筑〇走りのおかげで前を走る車が次々と避けてくれるため

スイスイ~っと解散ポイントのコンビニまで帰って来れたよ。

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今日は平日なのに一緒に阿蘇んでくれてありがとう。



せっちゃんが抜けた後はじゃんけんで私が負けたので

道なりに別れるまで先導して今日のツーリングはおしまい。



阿蘇の鉄板的なルートからマイナースポットまで

いっぱい巡れて大満足な1日でした。




では、次回は何処に行くか何も考えていませんが

またのご乗車をお待ち申し上げます。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆